一方は本人であることを、もう一方は所有していることを証明します。
個人の身元鍵は、初回起動時に Buzz がお使いの端末上で作成します。ワークスペースのオーナー鍵は、当社のコントロールプレーンがワークスペースを構築するときに生成します。2 つの鍵は互いを知らず、置き換えることもできません。一方を失うのは不便なだけです。もう一方を、エスクローの控えもない状態で失うと、ワークスペースはそこで終わります。
| 違うところ | 個人の身元鍵 | ワークスペースのオーナー鍵 |
|---|---|---|
| 生成する主体 | 初回起動時に、Buzz がお使いの端末上で生成します。 | ワークスペースの構築時に、当社のコントロールプレーンが生成します。 |
| 証明すること | 私はこの人物である。 | 私はこのワークスペースを所有している。 |
| 保管場所 | OS のキーチェーン。 | 当社のエスクロー (当社が読める状態)、および引き取り後にご自身が置いた場所。 |
| 失った場合 | サインアウト時に保存したものからのみ復元できます。 | app.hachiflow.com/keys から当社に再請求できます。 |
| Buzz のサインアウト時の保存案内の対象か | はい。 | いいえ。 |
案内が促すのは、別の鍵のバックアップです
Buzz はサインアウト時に鍵の保存を促します。これがバックアップするのは個人の身元であって、ワークスペースではありません。この案内は本物の安全網で、稼働中のアプリから自分の鍵を取り出す最も簡単な方法でもあります。同時にこれは、慎重なお客様が鍵を保存し、きちんと整理し、守られたと感じたまま、実際に所有権を与える鍵の控えを 1 つも持っていない、という事態が起きる理由でもあります。
所有権を与える鍵のバックアップは、当社のエスクローだけです。それがエスクローという仕組みの、正直な中身です。
どちらの鍵も nsec1... という文字列で、それ自体にどちらなのかは書かれていません。保存するときに必ず名前を付けてください。「yourteam のオーナー鍵」「自分の Buzz の身元」程度で十分です。
権限の根本であり、控えは意図して保管しています。
ワークスペースのオーナー鍵は、ワークスペース構築時に生成される本物の暗号鍵ペアです。リレーがオーナーとして認識するのはこの鍵です。この鍵を持つ人が誰であってもオーナーになります。だからこそ扱いに注意が必要で、だからこそ、鍵を失ってもワークスペースが死なないように当社が控えを保管しています。
ワークスペースのオーナー鍵とは何ですか
ワークスペースの最上位の資格情報です。リレーに対して所有を証明し、当社を介さずにワークスペース内で管理操作を行えます。ワークスペースを自前のインフラへ移す場合や、他の人に引き渡す場合に必要になるのもこの鍵です。
この鍵は当社のものではなく、お客様のものです。当社はホスティング事業者であり、お客様とお客様のワークスペースの間に立つ門番ではありません。仮に当社が明日消えても、オーナー鍵とバックアップがあれば、ワークスペースを別の場所で立ち上げられます。
引き取ると何が起きますか
ダッシュボードの app.hachiflow.com/keys から引き取ります。実行までに 2 つの段階があります。引き取りが何を意味するかを説明する画面と、それを確認する画面です。鍵はその後、1 つの画面に表示されます。その画面は二度目の表示をしないため、始める前にパスワードマネージャーを開いておいてください。
引き取りによって失われるものはありません。鍵のローテーションも失効もなく、ワークスペースはそれまでと同じように動き続けます。当社のコントロールプレーンは、繰り返しの引き渡しも含めてすべての引き渡しを記録するため、いつ、どの宛先に鍵が渡ったかが監査記録に残ります。後で失われた場合も、本人確認のうえでエスクローの控えを改めてお渡しできます。
引き取った後も控えを保管しますか。その中身は読めるのですか
どちらも「はい」です。ワークスペースの秘密情報は、当社の資格情報でしか到達できない非公開のオブジェクトストレージ (Cloudflare R2) に置かれ、保存時は R2 自身の鍵で暗号化され、通信は TLS で保護されます。これで防げるのは、盗まれたディスクと、当社の資格情報を持たない相手です。当社自身は防げません。そこをぼかすつもりはありません。
読めることは欠陥ではなく、仕組みそのものです。失った鍵をお返しできるのは、当社が読める控えが残っている間だけです。読めない状態のほうがよければ、お申し付けいただければ控えを削除します。ひとつだけ、後から気づかれるより先にお伝えします。控えは保管中のバックアップそれぞれにも含まれており、最新の14世代を日次で保管しているため、読み取り可能な最後の控えが消えるのはご依頼の当日ではなく、およそ2週間後です。お申し付けいただければバックアップも消去します。最後の1つが消えたあとにお客様の控えを失うと、当社を含めて誰もワークスペースを復旧できません。リセットも、特別対応も、裏口もありません。まさにそれを望むお客様は少なくなく、正当な選択でもありますが、取り消しはできません。
どこに保管すればよいですか
パスワードマネージャーです。1Password、Bitwarden、チームが既に使っているもので構いません。付箋も、自分宛てのメッセージも、ノート PC 上の key.txt というファイルも駄目です。再構築できないサーバーの root パスワードだと考えて扱ってください。
誰が引き取れますか
そのワークスペースのオーナーとしてログインしている本人だけです。お使いのアドレスが所有していないワークスペースは、存在しない場合とまったく同じ応答になります。したがって、このページで他人のワークスペースの有無を調べることはできません。引き取りはすべて、渡した宛先のアドレスとともに記録されます。
個人の鍵は、お使いの端末で作られます。
Buzz はアカウントの代わりに身元鍵を使います。ワークスペースのメンバーは、人もエージェントも、自分の鍵ペアであらゆる行動に署名します。だからこそ監査ログに価値があります。個人の鍵は端末上で作成され、OS のキーチェーンに保管されます。当社が見ることはありません。
個人の身元鍵とは何ですか
Buzz のワークスペースであなたを表す鍵ペアです。Buzz は初回起動時にこれを作成し、OS のキーチェーンに保管し、あなたのメッセージに署名します。公開側は公開 ID で、共有しても安全です。秘密側は端末の外に出すべきではありません。
サインアウトのときに鍵の保存を求められました。あれはどちらの鍵ですか
個人の身元鍵です。あの案内はワークスペースのオーナー鍵には一切触れておらず、保存してもワークスペースのバックアップにはなりません。ワークスペースが大事なのであれば、オーナー鍵は別に引き取り、別に保管してください。
「Create a new identity key」を選んだのに、以前と同じ鍵が出てきました
Buzz 0.5.2 で再現しました。キーチェーンに既に身元が保存されているインストール先では、「Create a new identity key」が鍵を作成したと表示しながら、既存の鍵を返すことがあります。現在、上流プロジェクトへの報告をまとめています。
ここで問題になる理由は 1 つです。先にワークスペースのオーナー鍵を読み込み、その後で別の個人の身元が作られると思ってこのボタンを押した場合、そうではないと信じたまま、ワークスペースの最上位の資格情報を持ち続けている可能性があります。どの身元が入っているか分からないときは、アプリが表示している公開 ID をお送りいただければ、それがオーナー鍵かどうかをお伝えします。
オーナー鍵をアプリに貼り付けてもよいですか
動きます。オーナー鍵は既にリレーに登録されているため、「Use an existing key」から貼り付け、リレー URL を入力すれば、オーナーの立場でそのまま入れます。新規に構築したワークスペースで実際に確認しています。
それでも当社は逆の順序をおすすめします。まず個人の身元を作り、その公開 ID をお送りいただいて当社が登録し、オーナー鍵は後から、意図して、パスワードマネージャーへ直接引き取る順序です。オーナー鍵を読み込むのは、初日から最上位の資格情報をノート PC に置くことを意味します。
使える扉は 2 つ。残る 2 つは別の場所に通じています。
Buzz を作っているのは Block で、Block 自身がホスティングも提供しています。アプリの 2 つのボタンはそのホスティング用で、しかもオーナーが押したくなる言葉が書かれています。当社の扉はそれとは別です。始める前にどれがどれかを知っておけば、遠回りを避けられます。
Hachiflow のワークスペースに入るには、どのボタンを押しますか
「Join or create a community」の画面では「Join a community」を選び、リレー URL を貼り付けます。役割を尋ねられた場合は「I'm a member or admin」を選び、そこにリレー URL を貼り付けます。接続時に役割は復元されるため、オーナーであってもオーナー向けのボタンを押す必要はありません。
「Create a community」や「I own the community」を押すとどうなりますか
どちらもブラウザで Builderlab が開きます。Builderlab は Block 自身が提供する Buzz のホスティングサービスで、この 2 つのボタンはそこへのサインイン経路です。ボタン自体に問題はなく、押しても壊れるものはありません。ただ、それは Block のホスティング向けであって、当社がホストするワークスペース向けではありません。当社の扉は別にあり、表示はもう少し控えめです。
そこへ進んでしまった場合は、アプリで前の画面に戻り、上の 2 つの扉のどちらかを選んでください。
リレー URL は必ず必要ですか
新規インストールでは必ず必要です。鍵は鍵ペアであり、その中にホスト名は含まれません。したがって、鍵だけからワークスペースの場所をアプリに伝えることはできません。リレー URL は https://yourteam.hachiflow.chat のような形です。この URL、またはそれを含む招待リンクを、「Invite link or community URL」の欄に入力します。
鍵を貼り付けただけで、URL なしにワークスペースが表示されました
そのインストール先は以前に接続済みで、アプリが前回のセッションのローカル状態を復元したためです。新しい端末では起こりません。その挙動を頼りにせず、リレー URL は見つけられる場所に控えておいてください。
アプリに「Not a member yet」と表示されます
リレーが受け入れるのは、そのリレーに登録された鍵だけで、Buzz が作成したばかりの身元はまだ登録されていません。画面には公開 ID がコピーボタン付きで表示され、リレー管理者に送るよう案内されます。当社がホストするワークスペースでは、その管理者は当社です。
公開 ID とワークスペース名を添えて hello@hachiflow.com にご連絡ください。登録は数秒で終わり、「Try again」を押した時点で表示は消えます。接続前に公開 ID をお送りいただければ、この画面自体を見ることはありません。入るために当社へお送りいただくものに、秘密の情報は含まれません。
ダウンロードから最初のメッセージまでの手順はアプリの接続にまとめています。
当社が秘密鍵をお尋ねすることはありません。
公開の身元は渡しても安全です。秘密鍵はそうではなく、誰かがそれを尋ねる正当な理由も存在しません。この節は短く、そして覚えておく価値があるのはここです。
なぜ公開 ID を尋ねるのですか
渡しても安全なのがそちら側だからです。公開 ID、つまり npub は、何の権限も与えずにあなたを指し示します。これをリレーに登録することが、「Not a member yet」をワークスペースに変えます。アプリ自身も、公開 ID を提示する画面でそう書いています。これは公開の身元であり、共有しても安全です。
Hachiflow が秘密鍵を尋ねることはありますか
ありません。いかなる経路でも、決してありません。メールでも、サポートのやり取りでも、通話でも、このサイトのフォームでも尋ねません。必要がないからです。当社が行うことはすべて、公開 ID か、既に預かっているエスクローのオーナー鍵で足ります。
正当な相手であれば、誰も尋ねません。当社も、Block も、同僚も、サポートを名乗る相手も同じです。どれほど普通に見えても、秘密鍵を求める連絡は攻撃だと考えてください。届いた場合は hello@hachiflow.com にお送りいただければ、一緒に確認します。
macOS は Buzz の起動を拒否しますか
しません。アプリは Block, Inc. によって署名され、公証も済み、チケットがステープルされていて、spctl は accepted を返します。開発元を確認できないという警告も、右クリックの儀式も、ダウンロード属性の削除も不要です。ひとつ習慣にしておくとよいのは、マウントしたディスクイメージから直接起動せず、Buzz をアプリケーションフォルダにドラッグしてそこから起動することです。
どのプラットフォームでも同じ状態ですか
いいえ。そこは取り繕いません。macOS のディスクイメージ内のアプリは署名と公証を済ませていますが、.dmg のラッパー自体は署名されていないため、ダウンロードを codesign で確認した人はそれを目にして、当然のように不安になります。Windows 版は現在署名なしのアルファ版として配布されており、SmartScreen が警告を出します。
エージェントは無制限で、その理由は構造にあります。
料金はワークスペースに対して発生し、そこにいるメンバーに対しては発生しません。エージェントを数えることも、頭数で売ることもありませんが、それは大盤振る舞いではありません。エージェントの費用がかかる部分は、当社側ではなくお客様側で動いているからです。
エージェントはいくつまで動かせますか
仕事に必要なだけ動かせます。エージェント単位の料金も、追加オプションもありません。エージェントはリレーのメンバーで、自分の鍵ペア、自分のチャンネルアクセス、自分の署名済み履歴を持ちます。つまり、活動中のメンバーと同じようにストレージとリレーの容量を使います。使わないのは当社の計算資源です。
エージェントは実際どこで動いていますか
既定ではお使いの端末です。デスクトップアプリがエージェントのランタイムをローカルの子プロセスとして起動しており、当社はプロセス一覧でその様子を実際に確認しています。推論はお客様ご自身の LLM の鍵で動き、費用はプロバイダーから実費で請求されます。当社がその通信を中継することはなく、推論に手数料を乗せることもありません。
エージェントは別に登録が必要ですか
不要です。エージェントは自分の鍵ペアを持ち、あなたの鍵で署名された証明に基づいてリレーに受け入れられます。アプリがその証明を生成してランタイムに渡すため、お客様の操作は要りません。稼働中のワークスペースで確認済みです。同じエージェント鍵が、証明なしでは拒否され、証明付きでは受け入れられ、しかもメンバー一覧に入ることはありませんでした。
LLM プロバイダーの鍵はどこに保管されますか
キーチェーンではありません。そして当社にも届きません。Buzz は身元鍵を OS のキーチェーンに保管しますが、プロバイダーの API キーは、お使いの端末にあるアプリのデータディレクトリ内の設定ファイルに書き込まれ、読めるのはご自身のユーザーアカウントだけです。プロバイダーのキーが当社に届くことはありません。当社が構築するもの、保管するもの、バックアップするもののどこにも含まれていません。セキュリティ審査で尋ねられる前に、両方向で知っておく価値があります。
戻るものと、戻らないもの。
答えは、どちらの鍵を失ったかだけで決まります。このページが違いにこれだけの分量を割いているのはそのためです。ご自身の状況に当てはまる項目をお読みください。
個人の身元鍵を失いました
サインアウト時に保存していれば、「Use an existing key」から読み込み直してください。保存していなければ失われます。その鍵はキーチェーンにしかなく、当社は控えを持っていません。ワークスペースについては何も失われません。新しい身元を作り、新しい公開 ID をお送りいただければ登録します。過去のメッセージはリレー上にそのまま残り、古い鍵の署名も有効なままです。
ワークスペースのオーナー鍵を失いました
当社にご請求ください。エスクローの控えは保管しており、本人確認のうえで改めてお渡しします。ワークスペースを所有しているアドレスから hello@hachiflow.com にご連絡ください。解決までの間、ワークスペースに影響はありません。日々の利用がその鍵の保持に依存することはないためです。
両方失いました
それはよくある状況です。新しい個人の身元を作って公開 ID をお送りいただければワークスペースに戻れますし、同じメールでエスクローからオーナー鍵をご請求いただけます。前者は数分です。後者は当社の本人確認を待ちますが、急ぐ必要はありません。
エスクローの控えを削除してもらった後で、鍵をなくしました
その場合、ワークスペースの所有権を再び取ることはできません。お客様も、当社も、誰もです。お客様が意図して選んだことについて、抜け道があるふりはしません。データは当社が運用するサーバーに残っており、そのすべてをお渡しすることは今もできます。
鍵が失われたと結論づける前に、ありそうな場所をすべて探してください。パスワードマネージャーの履歴、削除済みの項目、古いノート PC、金庫の中の紙。思っているより見つかるものです。
所有権を与える鍵を、バックアップしてください。
引き取り、パスワードマネージャーに入れ、名前を付ける。そのうえで、当社の控えを保管するか削除するかをお知らせください。ワークスペース名を添えて hello@hachiflow.com にご連絡いただければ、人が返信します。アーリーアクセス期間中、返信するのはお客様のリレーを実際に運用している担当者です。
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