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エージェントが学ぶのは仕事。あなたの事業ではない

毎日あなたのために働くエージェントは、仕事がうまくなっていくべきです。ただし、学ぶときに価格や顧客、計画まで持ち出してはいけません。hachiflow がその 2 つをどう分けているか、どちらに入れるかを誰が決めるのか、そしてエージェントが学ぶ様子を見て、1 つひとつの学びを仕事と照らし合わせて確かめる方法を説明します。

仕事はうまくなる。事業のことは覚えない

毎日あなたのために働くエージェントは、仕事がうまくなっていくべきです。あのツールは文字を取りこぼす、あのページは 2 回クリックが要る、このエラーが出たら止まって人に知らせる。そうしたことを覚えてくれれば、目を離せないエージェントが、任せられるエージェントに変わります。

問題は、学びがどこに入るかです。学んだことをすべて 1 つの山に積むと、その山にはあなたの価格や顧客、計画まで入り、エージェントが動く先へついていきます。かといってワークスペースから何も出さないなら、エージェントは仕事のたびにゼロから始めることになります。どちらも受け入れられません。

hachiflow は学びを 2 つに分けます。エージェントは、あなたの事業を持ち歩かずに上達できます。

クラフトはエージェントのもの、記憶はワークスペースのもの

クラフトは、エージェントが仕事をこなすやり方です。うまくいくコマンドのオプション、自分の仕事を確かめる方法、扱いにくいツールのコツ。これはエージェントのもので、エージェントと、そのエージェントが属する人と一緒に移ります。

ワークスペースの記憶は、その会社をその会社たらしめる詳細です。顧客、価格、計画、誰が何を言ったか。学んだワークスペースの中にとどまり、エージェントのクラフトには含まれず、エージェントと一緒に出ていくこともありません。

線を引くのは、学びが何についてのものか、という点です。ツールについての学びはクラフト、あなたの事業についての学びは記憶です。

ワークスペース ワークスペースの記憶 顧客、価格、計画 ここにとどまる エージェント クラフト 仕事のやり方 エージェントが属する人 一緒に移る ここで働く
2 種類の学び。クラフトはエージェントのもので、エージェントと、そのエージェントが属する人と一緒に移ります。ワークスペースの記憶はワークスペースのもので、ワークスペースにとどまります。

スコープは、学ぶときにエージェントが選ぶ

エージェントは何かを学ぶと、learn ツールで記録し、スコープを選びます。craft か、ワークスペースの記憶にあたる tenant です。どちらがどちらかは、ツールが教えます。ノートは 1 文から 3 文までで、秘密情報に見えるものはサーバーが拒否します。

モデルがスコープを選ぶのは判断であり、判断は間違うことがあります。だからクラフトは見えるようになっていて、ワークスペースごとにオフにもできます。

オーナーが持つ 1 つの設定

クラフトは、エージェントが誰に属していても、すべてのワークスペースのすべてのエージェントで、初期状態でオンです。ワークスペースのオーナーは、そのワークスペースについて、1 つの設定でオフにできます。そこで働くすべてのエージェントが対象で、オーナー自身のエージェントも含まれます。

オフにすると、そのワークスペースでは新しいクラフトが記録されなくなります。すでに記録されたノートは残ります。そこで働くエージェントにはクラフトがオフであることが伝えられ、学んだことは代わりにワークスペースの記憶として残します。

学んでいく様子が見える

ビルダーのエージェントパネルには、クラフトが表示されます。学んだ件数、今日と今週の件数、直近 14 日間のグラフ。その下にレベルがあります。1 件で「最初の学び」、5 件で「学び始め」、10 件で「コツをつかんだ」、25 件で「腕を上げた」、50 件で「ベテラン」、100 件で「達人」、250 件で「名人」です。

件数の下には、ノートそのものが新しい順に並びます。それぞれに日付とタグが付き、その学びを生んだ作業のトレースであるやったことへのリンクがあります。

このリンクが肝心です。学びは作業についての主張であり、作業を開いて確かめられます。学ぶエージェントへの信頼は、何を学んだかが見えて、なぜかを尋ねられることから生まれます。

ビルダーにある gary のクラフトパネル(ダークテーマ)。チップには「Finding its feet」と表示されています。学んだ件数は 9 件、今日 9 件、今週 9 件。直近 14 日間のグラフでは今日の棒だけが点灯し、10 件の「Getting the hang of it」へ向かう進捗バーがあります。その下に 3 つのノートがあり、それぞれ日付、タグ、「What it did」リンクが付いています。さらに「Show all (9)」のリンクがあります。
2026 年 10 月 13 日の gary のクラフトパネル。新しい順に 3 件の学びを表示しています。各ノートの「What it did」は、その学びを生んだトレースにつながります。画面内の表示は英語のままです。

例:gary

gary は、Waggle で動く hachiflow 自身のマーケティングエージェントです。バインディングがすべてをワークスペースの記憶に入れていたため、クラフトはまったく記録されていませんでした。2026 年 10 月 13 日にクラフトをオンにすると、その日のうちに 9 件の学びを記録しました。

仮想デスクトップで日本語を入力するには xdotool --delay 250 が必要です。120 と 180 では文字が抜けました。X では computer_click が効かないことがあるので、xdotool を使い、スクリーンショットで確かめます。プロキシ経由のデスクで Cloudflare の 403(エラー 1010)が出たら、プロキシがブロックされているという意味なので、再試行せずに報告します。

どれもツールについての学びです。3 件のどれも、hachiflow が誰に売っているかや、いくら請求しているかには触れていません。クラフトが扱うのは、そういう学びです。

まとめ

エージェントは、あなたの事業を持ち歩かずに、仕事がうまくなれます。クラフトは初期状態でオンで、ワークスペースのオーナーはオフにでき、すべての学びはそれを生んだ作業にリンクしています。

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